トップクラスの大学を目指すための英文解釈力をつける
トップクラスの大学を目指すための英文解釈力をつけるためには「STEP4」相当のレベルまで到達する必要があります。皆さんのレベル(初級~超上級)別の勉強の方法も併せて掲載していますので参考にしてください。
\ | 初 級 | 中 級 | 上 級 | 超 上 級 | 参考書名 |
STEP 1 | ■ | - | - | - | 大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 超入門英文解釈の技術60 |
STEP 2 | ■ | ■ | - | - | 大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座 |
STEP 3 | ■ | ■ | ■ | - | 英文読解の原則125―原則を知れば,長文もコワくない! (駿台受験シリーズ) |
STEP 4 | ■ | ■ | ■ | ■ | 富田の英文読解100の原則 上/ 富田の英文読解100の原則 下 |
- 初級コース … STEP1~4(4冊)を進めるコース
- 自信があまりない人向け。模試偏差値50以下。中学レベルも含めて基礎から固めたい人向け。
- 中級コース … STEP2~4(3冊)を進めるコース
- それなりの自信がある人向け。模試偏差値50~60程度を平均して取れていること。中学レベルは完璧である前提で、標準レベルから高校範囲全体を効率よく固めたい人向け。
- 上級コース … STPE3・4(2冊)を進めるコース
- 相当の自信がある人向け。模試偏差値60~65程度を平均して取れていること。高校の教科書レベルは完璧である前提で、大学入試レベルの内容を中心に集中的に学力をつけたい人向け。
- 超上級コース … STEP4(1冊)を進めるコース
- 絶対の自信がある向け。模試偏差値65以上を平均して取れていること。大学入試の標準~難関レベルの力が概ね身に付いている前提で、超難関レベルの内容を集中的に取り組みたい人向け。
※模試偏差値は、駿台・河合塾基準です。進研模試の場合は自分の偏差値を5~10程度引いて判断してください。
■初級コース:英文解釈にあまり自信がない人
【レベルの目安】自信があまりない人向け。模試偏差値50以下。中学レベルも含めて基礎から固めたい人向け。
【進め方】入試までの期間を「100%」としたとき、以下のように取り組みましょう。
※例えば、あと1年あるのであれば100%=365日で、10%=約35日と考えてください。仮に半年なのであればその半分となります。
<期間:0%~10%>STEP1 大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 超入門英文解釈の技術60を完成させる
→<期間:10%~20%>STEP2 大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座を完成させる
→<期間:30%~50%>STEP3 英文読解の原則125―原則を知れば,長文もコワくない! (駿台受験シリーズ)を完成させる
→<期間50%~90%>STEP4 富田の英文読解100の原則 上/富田の英文読解100の原則 下を完成させる
→完成
~初級コースの極意~
- 特に初級コースでは、短い期間の中で多くのことをこなす必要があります。「相当厳しいのでは?」と思うかもしれませんが、初級者がトップレベルまで到達するということ自体、相当な覚悟が必要なことです。厳しいことを言うようですが、この時点で「無理だ」という気持ちが出ているようならば志望校を変更すべきです。(低いモチベーションで受験勉強に取り組んでもあまり意味がありません。)
- 同じ範囲参考書同士で内容が被っている部分もありますが、内容が被っている=それほど重要と理解し、何度でも復習することが大切です。
- 「完成」とは、内容の80%以上を完全に理解していること、を指します。1度だけ参考書を読むだけではそのレベルには当然到達しないので、最低2~3回最初から最後まで読みながら適宜復習することが必要です。
- 万が一、期間が来ても「完成」しなかった場合は、とりあえず次のステップ進んでください。その場合は2冊並行して完成を目指してください。2冊同時に進めるということになり当然受験勉強が大変になりますので出来るだけ避けましょう。
- 期間の残りの10%は過去問演習に充てましょう。力のついた状態での過去問演習が得点率を伸ばす方法の中で最良です。
■中級コース:英文解釈にそれなりの自信がある人
【レベルの目安】それなりの自信がある人向け。模試偏差値50~60程度を平均して取れていること。中学レベルは完璧である前提で、標準レベルから高校範囲全体を効率よく固めたい人向け。
【進め方】入試までの期間を「100%」としたとき、以下のように取り組みましょう。
※例えば、あと1年あるのであれば100%=365日で、10%=約35日と考えてください。仮に半年なのであればその半分となります。
<期間:0%~25%>STEP2 大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座を完成させる
→<期間:25%~50%>STEP3 英文読解の原則125―原則を知れば,長文もコワくない! (駿台受験シリーズ)を完成させる
→<期間50%~90%>STEP4 富田の英文読解100の原則 上/富田の英文読解100の原則 下を完成させる
→完成
~中級コースの極意~
- 初級コースほどではありませんが、中級コースも相当厳しいスケジュールの中で多くのことをこなす必要がありますので、その点は覚悟すべきです。厳しいことを言うようですが、「無理」と思うならば、志望校を変更してください。
- 中級者にありがちですが、一部内容を知っているからといって内容を深く理解せずにページを飛ばすような勉強はやめましょう。応用問題が解けるようになるには、基礎を完璧にすることが大前提です。知っている内容でも復習のつもりで徹底的にやってください。
- 同じ範囲参考書同士で内容が被っている部分もありますが、内容が被っている=それほど重要と理解し、何度でも復習することが大切です。
- 「完成」とは、内容の80%以上を完全に理解していること、を指します。1度だけ参考書を読むだけではそのレベルには当然到達しないので、最低2~3回最初から最後まで読みながら適宜復習することが必要です。
- 万が一、期間が来ても「完成」しなかった場合は、とりあえず次のステップ進んでください。その場合は2冊並行して完成を目指してください。2冊同時に進めるということになり当然受験勉強が大変になりますので出来るだけ避けましょう。
- 期間の残りの10%は過去問演習に充てましょう。力のついた状態での過去問演習が得点率を伸ばす方法の中で最良です。
■上級コース:英文解釈に相当の自信がある人
【レベルの目安】相当の自信がある人向け。模試偏差値60~65程度を平均して取れていること。高校の教科書レベルは完璧である前提で、大学入試レベルの内容を中心に集中的に学力をつけたい人向け。
【進め方】入試までの期間を「100%」としたとき、以下のように取り組みましょう。
※例えば、あと1年あるのであれば100%=365日で、10%=約35日と考えてください。仮に半年なのであればその半分となります。
<期間:0%~30%>STEP3 英文読解の原則125―原則を知れば,長文もコワくない! (駿台受験シリーズ)を完成させる
→<期間30%~90%>STEP4 富田の英文読解100の原則 上/富田の英文読解100の原則 下を完成させる
→完成
~上級コースの極意~
- 同じ範囲参考書同士で内容が被っている部分もありますが、内容が被っている=それほど重要と理解し、何度でも復習することが大切です。
- 「完成」とは、内容の80%以上を完全に理解していること、を指します。1度だけ参考書を読むだけではそのレベルには当然到達しないので、最低2~3回最初から最後まで読みながら適宜復習することが必要です。
- 万が一、期間が来ても「完成」しなかった場合は、とりあえず次のステップ進んでください。その場合は2冊並行して完成を目指してください。2冊同時に進めるということになり当然受験勉強が大変になりますので出来るだけ避けましょう。
- 期間の残りの10%は過去問演習に充てましょう。力のついた状態での過去問演習が得点率を伸ばす方法の中で最良です。
- 初級・中級のコースよりも一冊にかける時間が多く、余裕があるように見えますが、だからといって全く気は抜けません。逆に考えると、他のコースは同じ期間で多くの量をこなしているわけなので、偏差値の伸びが著しいです。気を抜いているとあっという間に追いつかれますので注意してください。
■超上級コース:英文解釈に絶対の自信がある人
【レベルの目安】絶対の自信がある向け。模試偏差値65以上を平均して取れていること。大学入試の標準~難関レベルの力が概ね身に付いている前提で、超難関レベルの内容を集中的に取り組みたい人向け。
【進め方】入試までの期間を「100%」としたとき、以下のように取り組みましょう。
※例えば、あと1年あるのであれば100%=365日で、10%=約35日と考えてください。仮に半年なのであればその半分となります。
<期間0→90%>STEP4 富田の英文読解100の原則 上/富田の英文読解100の原則 下を完成させる
→完成
~超上級コースの極意~
- 「完成」とは、内容の80%以上を完全に理解していること、を指します。1度だけ参考書を読むだけではそのレベルには当然到達しないので、最低2~3回最初から最後まで読みながら適宜復習することが必要です。
- 期間の残りの10%は過去問演習に充てましょう。力のついた状態での過去問演習が得点率を伸ばす方法の中で最良です。
- 超上級者は他の領域との学習のバランスを考えることも重要です。どうしても、英文解釈力が非常に高いので英文解釈の勉強が楽しく感じ、ついつい時間を多く取ってしまいがちですが、受験とは総合力で合格を勝ち取るものです。他の領域で弱い所があればそちらとのバランスを考え学習することが重要です。得意を伸ばすよりも苦手を克服することのほうが得点が伸びる傾向にあることに十分留意してください。